1/25(土)開催 Refillサミット2020in高松 報告

1/25(土)開催 Refillサミット2020in高松 報告

1/25(土)開催 Refillサミット2020in高松 報告

News

1月25日(土)、高松市ヨット競技場会議室において、記念すべき第1回Refillサミットが開催されました。全国9地域(いしかわ・金沢、東京、湘南、京都、生駒市、大阪、香川、福岡、熊本)の代表が出席し、海に面した会議室で、熱い議論が交わされました!その概要を報告します。

●リフィルサミット(1日目、2日目午前)
全国9地域のメンバーによる各地の活動報告と全体の戦略を議論しました。地域の水に関する環境の違いや、運営団体のカラーによって、まったく違う活動が展開されているため、お互いに新鮮で発見の連続!
そして、実際に自分たちの足で歩いて、水の出具合や清潔さ等を確認した上で正確な水飲み場の情報を掲載するRefill Japanの価値をお互いに再認識。
さらに、次年度の活動計画や政策提言にあたる宣言の内容を議論しました。

●フィールドトリップ(2日目午前)
穏やかな晴天のもと、マイクロバスに乗って、高松市内の牛の鼻という岬の横の浜に到着。ここで、Refill香川の事務局団体、アーキペラゴが行っているクリーンアップを全員で体験しました。
日頃クリーンアップしている場所とはいえ、瀬戸内海から流れてくるごみ、そして、道路側から投げ込まれるごみ等、やはりあるある・・・。きれいになった浜で気持ちよく記念撮影!みんないい笑顔です。

そして、香川の給水スポット第1号のうどん屋「ひさ枝」で、マイボトルへの給水体験と、うどんの昼食。

●公開セッション(2日目午後)
2日目午後は公開セッション。香川県内をはじめ、給水スポットづくりに関心を持つ市民、事業者、行政関係者などが集まり、複数のメディアの取材も入りました。

◆特別講演「使い捨て型ライフスタイルからの転換を」浅利美鈴さん(京都大学大学院地球環境学堂准教授)

京都大学内での2Rの取り組み紹介から、マクロな観点まで、プラスチック問題の論点をわかりやすく整理、ライフスタイル転換のアプローチを提案いただきました。

 

 

◆基調報告「国内外に広がるRefillムーブメントとRefill Japan」瀬口亮子(水Do!ネットワーク事務局長)
Refill Japanキックオフまでの経緯、背景と、活動の概要、そして現在までの広がり、進捗を報告し、参加を呼びかけました。

 

 

◆各地からのRefill活動報告
森田桂治(Refill香川):海ごみのクリーンアップ活動から発生抑制の取り組みとして、うどん屋から給水スポとを開始、協力店舗拡大中の報告。

 

 

平井翔太郎(Refill生駒市):自治体の水道局の取り組みとしてRefill Japanに参加している生駒市の活動を報告。

 

 

 

太田航平(Refill京都):祇園祭ごみゼロ大作戦の発展として、昨年初めて仮設給水ステーションを設置、大きな効果を上げたことを報告。

 

 

◆Refilサミット2020高松宣言発表
私たち自身の行動と、日本社会に向けた政策提案を発表しました。
Refillサミット2020高松宣言(PDFリンク
プレスリリ-ス(PDFリンク

今回のサミットは、Refill Japanにとって、大きな一歩となりました。いよいよオリンピックの夏に向けて、加速していきます!